無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2017-02-20から1日間の記事一覧

あと10625日

子供の頃のわしにとって、死というのはずっと遠いところにあった。隣の慶応生まれのおじいさんが死んだり、友達のおとうさんが死んだりとかいろいろあっても、わしにとっては、自分とは関係ない世界のできごとだった。初めて人の死ということを意識したのは…