無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2017-02-26から1日間の記事一覧

あと10619日

親父の生まれた村は、あまり裕福ではなかったが、親父の家は一応自作農だったので、村内ではまあまあのほうだったようだ。親父の父親(わしの祖父)なんかは、暗くなるまで田んぼで働いて、急いで晩飯を食べるとすぐに羽織に着替えて、村の世話をしていたら…