無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2017-09-20から1日間の記事一覧

あと10413日

わしは時々過去を忘れてしまいたいと思うことがある。両親を亡くした今となっては、小さい頃の様々な思い出を覚えていても、いっしょに笑ったり、相槌を打ったりして共有してくれる人は誰もいない。生きていた時も、最後の頃はほとんど忘れていたから、死ん…