無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2017-10-25から1日間の記事一覧

あと10378日

昨夜、カズオイシグロ氏の、「日の名残り」を一気に読み終えた。終えた後、確かに戦後イギリス貴族の没落や社会の変化を、執事という職業を通して描いてはいるが、それが主題ではないように感じた。イシグロ氏は、書きたいことのために、単にそのシチュエー…