無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2017-10-31から1日間の記事一覧

あと10372日 死を認める勇気とは

19歳の夏の終わり頃、隣の島にあった空手道場に、他の部員と一緒に稽古に行った帰りの船の中で、隣にいた人が突然亡くなるという経験をしたことがある。その時、見ず知らずの人とはいえ、人はこんなに簡単に、あっけなくなく亡くなるものかと無性に寂しさ…