無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10879日

 今日は久しぶりに7時半迄寝てしまった。ちょっとスタートは遅れたが、やることは全部やった。ただ女房が家にいるので完全なマイペースとはいかないのでストレスにはなるな。家庭の主婦にとって、定年退職後、旦那が家にいる事がストレスになるとよくいわれるが、まさに、それの逆バージョンといえるかな。

 昼飯を何にするかと考えたんだが、今日は二人分作らないといかんので、丼ものがいいのではと思い、先週スーパーで3枚100円で買っておいた油揚の袋に、油揚げを使った油揚げ丼の作り方というのがあったのを思い出した。1枚は先週みそ汁にいれたのであと2枚残っていた。こちらの地方の油揚げはパリパリとして煮ると溶けてしまうので、本当にできるのかと半信半疑ではあったが、まずはだし作りからと、麺つゆ200cc、醤油100cc、みりん100ccでレシピどおり加えて加熱、それに、一口大に切った油揚げを敷き詰め、ネギ3本、タマネギ1個を刻んで入れて5分ほど煮たのち卵でとじたんだが、どう見ても汁の量が多いんだな。でよく見たら4人前と書いてあったよ。本当は半分でよかったんだがしかたがない。

 しかし、これがほんとうに旨かったんだな。わしも4月以降飯炊きをやってきたが、今日は味付け方法をなんとなくマスターしたような感じがしたぞ。応用がきくというか、味付けのこつというか、うまくはいえんが、普段の家庭料理の味付けの王道が少し見えて来たような感じがした。

飯炊き道、まだまだ精進の日々が続くぞ。