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無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10847日

 午前2時頃に胃が痛くて目が覚めた。年に1回か2年に1回かわすれたが、ときどき思い出したようにやってくるんだな。わしは昔から胃には自信があり、普段は胃の存在を完全に忘れている状態だった。今回も痛いといっても薬をのむほどではなく、水を飲んで、胃の後ろを中山式快癒器で押さえているうちにおさまった。この中山式快癒器は何年か前に誰かにもらったもので、非常に優れものだ。

 同じような物は、わしが小学生入学以前から家にあったが、それは木でできたもので、あきらかにコピー商品だったな。その経緯もわしは覚えている。うちの近所に正月用のコマやちょっとした木製品を作る木工所があったんだが、経営は楽ではなかったらしい。そこの主人が中山式快癒器に目を付けて、採寸して木で同じ形をしたものを作りあげたんだな。そしてそれを本物の半分くらいの値段で売っていたのを、おふくろが見つけて買ってきたんだった。今ならアウトだろうな。2個で1セットだったが、そのうちの1個は60年たった今でも黒光りして健在だ。木工所はその後倒産したが、いい仕事はしていたんだな。

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