無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10815日

 相曾誠治著「サニワと大祓詞の神髄」この本はどこかで紹介されていたんだが、それをみてすぐに注文した。決して安い本ではないが、何かひらめくものがあったんだろう。ここ30年程前からわしはあまり本は買わないことにしている。特に芥川賞だの直木賞だの、ベストセラー小説など読むのは人生の貴重な時間を無駄にするだけだと信じている。短い人生、どうせ読むなら、長い時間のふるいを経て残ったものを読むほうが効率的だろうと思うんだな。

 特にわしが20代の頃から本屋の一角を占めるようになった、いわゆる精神世界の本と分類される類いの本は特に読まなくなったな。真理は言葉で述べることはできないということを言葉で説明する矛盾とでもいうか、とにかく中身が無いのが多すぎるんだな。見えないヘアピンを売る商売だと誰かが言っていたが、これは言い得て妙だと思った。結局みんな商売で、儲けるために本を書いて売っているわけで、こんなくだらんことせずにきちんと額に汗して働けよ、と心底思ったね。

 とにかく自立して生きて行くためには、生活の手段はきちんと持たんといかんのだよ。わしも、何をするにも、すべてはそれを確立してからのことだと64歳まで仕事を続けてやっと、誰かに迷惑をかけることも無く、誰かに世話になることも無く、後顧の憂い無く自分自身のことに没頭することができるようになった。残された時間はあと10815日しかないが。

 相曾誠治著「サニワと大祓詞の神髄」この本は死ぬまで読み続ける数少ない本の一冊になることは間違いないな。

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