無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10793日

 9月と10月が更新月なので、6年間使っていた携帯を解約しようとしてauに電話をかけたんだが、繫がったあと、なんとかは1を、何とかは2を、というふうに言ってくるのに、何時まで待っても解約は何番をとは言わないんだな。しかたがないので最後に言った番号を押して、でてきたオペレーターに解約をしたいというと、電話では解約できないので、店に行ってくださいということだった。

 わしは一瞬耳を疑ったね。売る時はネットで売るのに、解約は店頭でというのはちょっとおかしいんじゃないかと思うんだがな。「電話の途中で携帯の4桁番号も伝えているし、本人確認はできているはずだが、店頭じゃなければできない理由はなんですか。」と聞いたら、「すみません、そういうことになっているんで。」としか言わないんだな。まあ、そういう決まりならしようがないので、電話を切ってすぐにauショップ中央店に向かった。

 店内に入って解約をしたいというと、カウンターに案内されて携帯番号と誕生日を聞かれた。店員さんはそれをパソコンに打ち込んで「○○さんですね。今日解約にしますか。」と聞いてきたのでそうしてほしいと答えた。するとタブレットを出して来て、ここにサインをしてくれというので、画面上にきたないサインをした。これで終了で、実質6〜7分のことだったな。

 そこでわしはほんとうのところ、これだけの作業のためだけに、わざわざ店まで来る必要があるのかどうか、本人確認を確実にするためなら、ネットで売って、店頭で解約ではなく、店頭で売って、ネットで解約が正しいんじゃないのか尋ねてみた。店員さんも苦笑いしていたが、すみません、決まりなもんでと同じ答えだったな。

 MVNOでもIIJやDMMのようにHP上でワンクリックで解約できるのもあれば、楽天やイオンのように電話でというのもあるが、解約しやすいというのも契約する上において大事な条件だな。わしにはITを売り物にしている会社が、解約は電話でとか、店頭でなんていっているのは単なる嫌がらせとしか思えんのだが。そういうところは二度と利用しないわな。