無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10695日

 今年7月に、トルコでクーデターがあった時、仲間内の通信にこれが使われていたということを報道で知ってから、このwhatsappを使い始めた。使ってみると、なかなか便利なもので、子供や兄貴との通信に使っている。今回初めて兄貴とビデオ通話というのを試してみたが、音声が少し遅れるし、音質はあまりよくないが、知合い同士なら全く問題ないレベルだったな。おかげでリフォームした兄貴の家の中も初めて見る事ができた。通信内容は暗号化されているので漏れる心配はない、と言ううたい文句は、クーデターで使われたくらいだから間違いないんだろうが、わしのくだらん通信にはまさに「鶏を割くに牛刀をもってす」というところかな。わしの周りで、もう少し利用者が増えればいいんだが。

 例のぶらさがり健康器を使い始めて3日になるが、ぶら下がるというのは結構体に負担をかけるということがわかった。通常の生活だけをしていると、やはり可動域が狭くなるんだろう、ほんの数年前まで当たり前にできていたことができない。若いときはぶらさがるという行為は、次の動きへの1つのステップに過ぎなかったが、今ではぶらさがるだけで精一杯になってしまった。それだけで筋肉にかなりな刺激が与えられるようで、体に感じる心地よい筋肉痛は爽快なんだが、たったこれだけで筋肉痛というのもどうなんかな。

 例年、年賀状を書くのは30日か遅いときは31日だったこともあるんだが、今年はもう書いてしまった。なんだかんだ言っても家にいる時間は多いので、小回りはきくんだな。わしは筆圧が強いんで文字を書くのがしんどいし、書き損じが多いので、以前から宛名は女房に書いてもらったりしていた。しかし今回、消せるボールペンがあることを知り、早速PILOT FRIXIONを購入して使ってみたが、これは便利だったな。ちょっとした書き損じを心配する事がないので、気持ちもゆったりしたのか、すらすらと、失敗も無く宛名書きが完了した。これは手放せなくなりそうだな。