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無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10679日

 年末も近いので、25日に、一応わしの部屋として使っている部屋の掃除、片付けを済ませた。もともと娘のピアノを置いてあった部屋だが、6畳より一回りくらい狭いスペースに、使わないものを押し込んでいたので、何年もの間、足の踏み場が無いという状態だった。そのピアノを10月1日に娘の家に運んだことで少し余裕ができたので、年末を待って、心地よく過ごせるように片付けをしたということだ。

 古いパナソニックのラジカセや、カラオケの歌詞、テープ、細々した事務用品等を分別廃棄して、親父の遺品整理もやっと終了した。捨てようとしたり、また戻したりを繰り返したが、今回の整理で完結終了だ。なんかすっきりしたな。部屋に残ったものは、わしのパソコンデスクと本棚と、例のぶら下がり健康器、それに使わないゴルフクラブだけになり、広々して気持ちよくなった。

 ゴルフクラブを買ったのはまだ現役だった58歳のときで、長男が面白いというんで始めたんだが、2年でやめてしまった。一時は娘の旦那も、二男も始めて、4人で回ったこともあるんだが、今ではみんなやめてしまった。ゴルフは確かに面白いんだが、わし等が続かなかった一番の理由は、やっぱり金がかかるということだろうな。案外世間にこういう人は多いんじゃないのかな。さらに今では腰が痛くて、クラブを振り回せなくなっているから、もう出番はないだろうし、近いうちに粗大ゴミだな。

 世間では、既に化石のような存在になっているが、ぶら下がり健康器は、眠気覚ましや気分転換には最適で、ほんとうに重宝している。健康器具もいろいろ買ったが、これはどこぞのCMではないが、お値段以上だったな。ぶら下がり、懸垂、腕立て、これだけでかなりな運動になるし、しかも音をたてるわけでもなく、誰にも迷惑をかけない。なぜこれが廃れたのか、わしには理解できんな。

 今では一日6時間くらい、本を読んだり、考えたり、ネットを見たりしながら、この部屋で過ごしている。あと10599日、平穏に淡々と、この生活を続けることができたらいうことはないんだが、欲を言えば、その生活のなかで、1歩でも2歩でも前にすすむことができたら、なおいいんだがな。

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