無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10674日

 起床後国旗掲揚。今日、1月2日を掃除初めと自分で決めて雑巾がけ、風呂掃除を済ませた。雑巾も新しいのに替えて心機一転だな。去年4月から12月迄に2枚の雑巾をぼろぼろにしたので、この雑巾も5月の連休くらいまでしか持たないだろう。昼からわし以外全員まちに出かけたので、静かな間にゆっくり祝詞をあげ、昨日の残りのドーナツやみかんを食べながらテレビで箱根駅伝をみた。

 子供等が学生のときまでは、初売りにデパートなんかに連れて行って買い物をしていたが、今ではそういう役目からも解放されて、うれしいような、さびしいような複雑な気持ちにもなるが、3人の子供がそれぞれ家庭を持ってしっかりやっているので、わしの出番が無くなるという事は有り難いことだと思っている。

 晩飯に、家で焼き肉をしてみんなで食べて、今年の正月は終わったな。あしたからはいつもの生活が始まる。