無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10652日

 午後から小雪の舞う中、自転車でハローワークへ職業相談に行ってきた。後から思えば、家を出たときが寒さのピークだったようだ。途中で引き返そうかと思ったこともあったが、せっかく思い付いて家を出たんだからと、気を取り直して向かった。そして向こうに着いたら途端に雪はやみ、太陽が顔を出したのには驚いたが、まあ人生そういうもんだろうな。一応パソコンの前に座って求職活動をするんだが、65歳と入力しても、どうせ介護のパートくらいしか出て来ないのはわかっているので、女房や子供なんかの年齢を入力、検索して楽しんでいる。ハローワークはいつ来てもすいているので、確かに失業者は少ないんだろう。選ばなければ仕事はいくらでもあるみたいだが、わしがみて、若ければやってみようかと思うような仕事には出会った事がない。地域を限定していたら、あまり良い仕事がないというのは、今も昔も変わらないようだな。

 帰りに大判焼き(たいこまん)を買ってきてほしいと女房に言われていたので、帰り道にあるホームセンターの産直市に寄って探したんだが、置いてなかった。そこで女房に連絡するためにスマホをだして、昨日インストールしたZoiperを試してみる事にした。わしはAcrobitsSoftphoneとブラステルを使う方法で050の番号は持っているんだが、音声の遅延がひどく、会話がいっこく堂の腹話術みたいになり、ほとんど使い物にならなかった。ところが先日ネットをみていると、Zoiperというアプリとブラステルが相性がよく、遅延が少ないと書いてあるのを発見した。そして今日初めてそれを確かめてみたんだが、確かに遅延はほとんど感じられなかったし、音声もきれいに聞こえたし、十分実用に耐えうるレベルだということがわかった。わしはほとんど電話をかけることはないので、この音質で携帯電話に30秒5円50銭でかけられるのなら、通話シムはやめて、データシムの契約だけでいいような気もするな。