無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと9552日 安いには理由がある

スマホは、今話題のファーウェイを使っている。理由は性能のわりに値段が安いということに尽きる。と同時に実際この製品がこの値段でできるわけないだろうとも思っている。

共産党一党独裁国家だから、かなりな補助金も出ているに違いない。最近やっとアメリカが言い出したが、公平ではないだろう。釈然としないものは残るが、ユーザーとしては安いのはありがたい。

iPhoneは高いし、韓国製は使わない。残念なことだが、すでに日本製品に存在感は無いに等しい。そうなると選択肢は限られてくる。

そんなわけでHUAWEI nova lite2を使っているが、先日不思議なことがあった。

この端末は指紋認証と顔認証ができることになっているので、普段は指紋認証を利用してセキュリティーを管理している。嘘かほんとか知らないが、HUAWEIは端末から情報を吸い上げると言われている。そうだとしても、人差し指一本の指紋情報なら、たとえ抜かれてもそれほど問題はないだろうと思っていた。

しかし、チャイナは全国民を顔認証しているらしいので、その中に自分の顔情報をプラスされるのは勘弁してほしい。そう思って顔認証は使って無かった。

ところが驚いたことに、ある朝起きてスマホを手に取って、画面を見ながら指紋認証しようとした時、それをする前に画面が開いてしまった。画面を睨んだだけで開いたということだ。

これはおかしいと思って調べてみると、なんと夜寝ている間に顔認証システムがオンになって、勝手にスマホ内にある自分の顔写真が使われていた。

スマホ内には他の人の顔写真もたくさんあるのに、どうしてその一枚が私のものだとファーウェイさんが知ったのか。これは不思議だ。

チャイナには10億以上の人がいるので、スマホの向こうから人海戦術で日本人一人ひとりの顔を収集しているのかとも思ったが、まぁそんな非効率なことはしないだろう。

結局結論としては、私の写真は「わし」というフォルダーに入れていたことかもしれないと気が付いた。ファーウェイの盗み見ソフトが、「わし」=「中四国あたりで男性の1人称として使われている言葉」と理解して、その中にある顔写真をスマホの持ち主の顔だと認定したのではないだろうか。

いずれにしても、ファーウェイが私のスマホの中をゴチャゴチャといじくっているらしいということはわかった。この値段で提供しているんだからその対価ということなのかな。

個人のスマホなんかは大したことはないが、大事な情報を扱うところはやめたほうがいいような気がしている。一事が万事で何が起こるかわからない。とにかく次回購入時には、中華スマホはやめておこう。