無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2021-10-05から1日間の記事一覧

あと8937日 流れゆく日々

今では死は意識の中だけでなく、すでに肉体的な衰えの中にも感じられるようになってきた。果たしてこの70年を貴重な時間として有効に活用できたのかと自問するとき、すべてを肯定することには躊躇いがあるにしても、少なくとも後悔することは無い。結婚し…