無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あと7848日 「ぼけますから、よろしくお願いします」

先週近所の福祉センターで上映された「ぼけますから、よろしくお願いします」を観に行った。去年観たものの続編で、アルツハイマーを発症した母親の亡くなるまでの映像記録だ。私ならこのような撮影はご免こうむりたいが、製作者が映像作家である実の娘なの…

あと7849日 精神の貧困化

60年前には市内一番の繁華街の入口に科学教材社というプラモデルの店があって、毎日学校帰りの中学生や高校生が店の中をのぞいていた。プラモデル自体が珍しかったこともあったが、入口の陳列に置いてあった戦艦大和と、当時話題になっていた原子力船サバ…

あと7855日 嶋田清次郎

もう40年以上前の話だが、当時明治大学の大学院に行っていたT君(としておこう)から嶋田清次郎という作家の話を聞いたことがあった。大正時代のベストセラー作家で「地上」という作品の印税で世界旅行をしたが、その後全く消えてしまった一発屋だと話して…