無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

あと7544日 科学と非科学の交差点

インドで起きた航空機墜落事故で、「機長が誤って燃料弁を閉じた」という報道がなされ、物議を醸している。一方で、そうした重要な弁には物理的な安全装置が備えられており、単純な誤操作は起こり得ないという専門家の声もある。真実はどうなんだろう。 この…

あと7548日 熊との共存

近年、熊が人里に現れる事例が急増している。民家の軒先や小学校の校庭、果ては市街地のショッピングモール付近まで出没するニュースが珍しくなくなった。こうした熊に対して駆除を決定すると、自治体には「かわいそうだ」「殺すな」といった抗議の電話やメ…

あと7559日 「労働人口減」という幻想と「ゆとり教育」

日本社会の将来を語る際、もはや「労働人口の減少」は常套句となっている。経済成長の足かせ、福祉の財源不足、地方の衰退――あらゆる問題の“元凶”として語られるその数字を根拠に、自民・公明両党は外国人労働者の受け入れ拡大を「やむなし」と正当化する。 …