無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10686日

 昼飯後、7000歩歩こうと思っていたら、いつのまにかソファに座ったままで熟睡していた。目が覚めたのが1時過ぎで、すぐに歩き始めたが、約1時間10分かかる。最近カシオのbabyGを使っているんだが、タイマー機能があって、使ってみると便利なもんだな。つけていても軽いし、おかげで歩行中に、いちいち時計を確認する必要がなくなった。二男が小学生のときに、わしの兄貴に買ってもらったもので、押し入れの奥にあった段ボール箱の中から、この間の片付け中に見つけたものだ。10年以上たつので存在すら忘れていた。電池切れで止まっていたが、以前長男の持っていたGshockの電池交換をしたことがあるので、ネットでBabyGの電池の種類を調べて、近所のダイソーで108円で買って来た。裏蓋を空けて、電池を固定してある金具をはずし、電池を交換した後、ショートさせると動き始める。それを確認後、裏蓋を閉じて完成だ。バンドは傷んでいたのでわしのセイコー5につけていた、アマゾンで500円くらいで買った20mmのNATOタイプに付け替えてみたが、まあまあの仕上がりだったな。軽すぎて、しているのを忘れてしまいそうだな。

 30分くらい歩いた時に女房が来て、これから長女の家に行って来るから、晩ご飯の支度をしておくように言われた。今日は歩行後、ハローワークに職業相談に行こうと思っていたんだが、飯の支度をするとなるとそうもいかん。何を作ったらいいのか聞くと、柳川風ごぼうと牛肉の卵とじ、コールスローキャベツ、わかめのみそ汁の3点だという。これなら一時間もあれば大丈夫なので、4時からかかることにして、先に市場の確認をしておく事にした。相場も伸び悩みかな。

 4月からやっているおかげで、味付けに関してはだいたい要領をつかんでいる。わしはおふくろに似たのかどうかしらんが、薄味で、途中で何度も確認するので、糖分の摂り過ぎになるんじゃないかと心配されるくらいだ。女房はけっこう大雑把でもうまいんだがな。味付けさえできれば、作り方なんかはクックパッドを見れば出ているので、スマホで手順を確認しながらやれば、何でもできてしまう。要はやる気の問題だけだな。それよりも一番難しいのは、毎日の献立を考えることだろうな。これはわしには無理だ。これを毎日やっている女房はたいしたもんだな。