無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

幸せに生きたい(あと10007日)

人は幸せに生きたいと誰しも願います。しかし、人に欲がある限りそれは困難だと思います。 欲は思考や行動の原動力であり、これなくして進歩はありませんが、それは満足することを知りません。常に何かを渇望しています。 渇望の中には、決して幸せは生まれ…

闇の先にあるもの(あと10008日)

人生一寸先は闇です。その闇はどんどん現実となって姿を現し、過去となっていくのですが、人が歩いた後には過去が山のように残されているはずです。 そして闇からぬけだし、最後の現実となるのが死の瞬間ではないかと思っています。もう先はありません。すべ…

生きる力(あと10009日)

いつまでも生きたいと願ったところで、長生きしてもたかだか80数年というところでしょう。私の場合は94歳まで生きるかもしれませんが、それとても、願って実現できるものではありません。 普段は忘れていても、死はすぐそこにあることに変わりはありませ…

ふさわしい死に方とは(あと10010日)

ひと月ほど前に、2軒隣のTさんが倒れて救急車で運ばれたことがありました。だいぶ前に奥さんを亡くされて、ずっと一人で生活してきたのですが、だんだん年をとり、それも困難になってきていたようです。 入院して10日ほどたった日曜日に、町内のSさんから…

母のがんと丸山ワクチン(あと10011日)

今年のノーベル賞以来、免疫療法のオプジーボがよく話題にのぼりますが、15年ほど前に、母が末期の肺がんと診断され治療法が無かった時、東京の日本医大に丸山ワクチンを受け取りに行ったことがありました。 丸山ワクチンに関しては、当時から効くとか効か…

あと10017日

先日ソニーリーダーから電子書籍購入用として200ポイント貰ったので、少し足してヘレン・ミアーズ著「アメリカの鏡・日本 完全版」を購入して読んでみたが、これはなかなか面白い本だった。出版後すぐにマッカーサーが日本語翻訳禁止にしただけあって、ほ…

あと10022日

新たな医学部不正入試が見つかったということで、大学関係者が記者会見で謝罪させられていたが、その場面を見て、この人たちは決して納得してないように感じたのは、わしだけではないだろう。差別はだめだというのは勝手だが、医者の仕事と他の公務員や会社…

あと10026日

10月7日に今年の秋祭り子供神輿巡行が行われた。事故もなく盛況のうちに終了したのでほっとしている。たかが子供神輿とはいえ、運行責任者として警察に届けているということは、万が一事故があった時はいやも応もなく矢面に立たされるわけで、責任の度合…

あと10033日

世の中にはいろんな人がいるものだが、わしなんかは昔から短気で有名だった。すぐにかっとする性格で、さらにそれが表情にでてしまうという最悪のパターンで人にも迷惑をかけてきたし、損もしてきた。この性格で得をしたことは一度もない。子供が同じような…