無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あと8458日 松根東洋城

学生寮の舎監をしていた吉野先生に紹介されて、高田馬場から歩いて10分ほどのところにあった、凡草先生のお宅に伺ったのは昭和55年の春の頃だった。年齢は吉野先生の方が4歳ほど上だったが、お二人は旧制松山中学の同級生だった。 当時吉野先生84歳、…

あと8463日 冷汗三斗目黒雅叙園

「あと8490日ポインセチア炎の恋をしてみたい」を書いていて思い出したことがあった。怖いとか恥ずかしい思いをして冷や汗をかいた経験は誰にでもあると思うが、あれは確か昭和57年の2月ごろの事だった。 数年に一度の、俳句結社「渋柿」の全国大会が…

あと8475日 自分を知るとは

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 大晦日の零時を回ってから新年の祝詞をあげて今年も始まった。 このブログも書き始めてもう7年になる。あと10918日から始まったカウントダウンもあと8475日になり、あれから244…