無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2024-01-01から1年間の記事一覧

あと8006日 アンガーコントロール

社会の中で生きていく限り、人同士の争いが無くなることはないが、逆にそれがあるから社会に活力が生まれるといえるのかもしれない。とはいえ、腹が立つことは楽しいことではないし、腹を立てたところで何も解決しないということはよくわかっていても、腹を…

あと8030日 カティーサークの思い出

この2月から夕食後自室で一人でウィスキーを飲むようになった。この歳になるまでウィスキーがうまいと思ったことはなかったが、なかなかどうしてその旨さに引き込まれてしまった。かなり前に女房の実家でもらった、半分ほど残っているオールドパーから飲み…

あと8031日 嘔吐下痢症顛末記

あの新型コロナにも罹らなかったのに、春分の日に遊びに来た4歳の孫のH君の嘔吐下痢にはいとも簡単にやられてしまった。コロナ収束とともに警戒心が緩んでいたのかもしれない。H君の長いトイレに、腹の調子が悪いのかなとは思ったが、本当はその時に次に起…

あと8033日 スズメの死んだ瞬間

死の瞬間は生き物には必ずやってくるもので、生きとし生けるものは誰もそれをさけることはできない。しかしその瞬間に立ち会う機会は、医者でもなければそうそう多くはない。私自身生きてきた72年間で、実際に死の瞬間を見たのは父と犬の小太郎の2回しか…

あと8061日 夕日に染まる瀬戸内海

2日に一回チョコザップで運動をして、それ以外の日は城山に登って夕日の写真を撮るか、或いは天神山に登っていたが、天神山方面は頻繁にイノシシと出会うようになりしばらく休んでいる。せっかくダニ対策として長靴を購入したのに残念だが仕方がない。去年…

あと8062日 地震で考えたこと

本日2月26日15時24分頃愛媛県南部を震源とする震度4の地震が発生した。ちょうどその頃チョコザップからの帰りで、中央消防署の前あたりを歩いていた。突然スマホの緊急地震速報が鳴り始めるとともに、近くのスピーカーから緊急放送が流れた。スマホ…

あと8063日 スマホ機種変更

最近スマホの動きが悪くなりイライラすることが多くなったので、ここらで機種変更をしてみようかと思い立ち、どれにしようかといろいろ検討してみた。スマホに10万もかけるだけの財力が無いのは勿論だが、自分の使い方だとそれほどいいものは必要ないとい…

あと8090日 イノシシ現る

一昨年の5月に続いて、去年の3月にマダニに咬まれて以来、千秋寺山登山はやめにして電動アシスト自転車を乗り回したり、城山に登ったりしていたがやっぱり自然の中で里山登山もしてみたいと思うようになった。 ダニに咬まれるのはこりごりなのでいろいろ調…

あと8092日 芝不器男の俳句

去年の年末に部屋の掃除をしていて、そこの置いてある小さな額に気が付いた。少なくとも20年以上は前からそこのあったので、気が付いたというのは正しくない。額の中身に気が付いたというべきだろう。 これは両親が元気なころ、芝不器男記念館に行った時に…

あと8092日 能登の思い出

元日午前零時過ぎに新年の祝詞をあげて今年も始まった。今年は全員の日程が合わず蟹パーティーが6日になったので静かな元旦になるかと思っていたら、子供や孫の13人がやってきてにぎやかにおせちを食べた。そんな時に起こったのが能登の地震だった。 最初…