無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あと9801日 オメガの腕時計

先月、46年前に香港で購入したオメガの腕時計を二男にやった。この時計は22歳の時、初めての航海で香港へ行ったときに、給料をほとんどはたいて父親に土産で買って帰ったものだが、10年ほど前に分解掃除をして返してきたものだった。 何万円もかかった…

あと9804日 大日本史

身の回りの整理を始めているがなかなかすすまない。ちょっと油断するとすぐにたまってしまう。ほんと、困ったものだが、やっとこの間から本の整理にとりかかった。この家で一番場所をとっているのが本だということは間違いない。 その中でも一番家に負担をか…

あと9823日 最期の決断

花子の状態もだいぶん良くなり、多少ふらつくこともあるが4本の足で立って歩くことができるようになった。それにつれて表情も穏やかになり、以前の怒ったような厳しい表情はしなくなった。 それにしても動物の回復力には驚かされる。人間なら首から下の麻痺…