無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

あと8395日 最悪の戦場に奇蹟はなかった

ガダルカナルとインパールと言えば大東亜戦争中の最も悲惨な戦場だといえる。ジャワ天国、ビルマ地獄、生きて帰れぬニューギニアと言われたニューギニアが、あるがこれは生存者も少なく忘れられた戦場として別格だ。 そのガダルカナルとインパール両方に参加…

あと8399日 野球は面白い

WBCが始まってからずっと試合を見てきて、やっぱり野球は面白いということを再認識した。ピッチャーとバッターの息詰まるような駆け引きや野手のファインプレーなど、時間がたつのも忘れてしまう。この雰囲気は国際試合だからかもしれないが、それを差し引い…

あと8408日 Yさんの死

頭ではわかっているつもりでいても、本当はわかっていないことの一つに、人の命の儚さということがある。まだまだ死なないと思ったところで、人は簡単に死んでしまう。死は容赦なくやってくる。他の生き物と何も変わることはない。 3月3日、担当していた独…