無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

あと9743日 賀名生の行宮

今日、5月15日から始めた、大日本史・巻の68、69の後醍醐天皇の書写が終わった。A5、5mm方眼紙22枚、44頁になるので結構な量になる。 「15日辛丑、天皇位を皇太子に譲り、16日吉野の行宮に崩ず。年52、遺詔(いぜう)して後醍醐天皇と…

あと9754日 長慶天皇陵

中高の歴史の教科書でも、建武の新政を行ったと簡単に紹介されていた後醍醐天皇だが、今ではほとんど忘れられているようだ。戦前の一時期、忠君愛国のシンボルとして持ち上げられ、国民に多大な影響を与えた楠正成ですら話題になることもない。 高校でも国史…

あと9764日 神聖喜劇

処分する予定の本を、玄関にうずたかく積み上げてはみたが、それから先になかなか進まない。2階の玄関は使ってないので、いつまで置いていても別に問題はないが、その山を見るたびに気が滅入ってくる。そこで先週のこと、一念発起して行動に出た。 といって…