無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あと8918日 過去を語るとは?

この手の本はもう読むまいと決めていたんだが、息子にもらったアマゾンギフトが残っていたのでついつい神立尚樹著「戦士たちの遺言」を購入してしまった。今まで数十年の間に所謂戦記物というジャンルの書籍をどれだけ読んできたがわからないが、語り部の語…

あと8937日 流れゆく日々

今では死は意識の中だけでなく、すでに肉体的な衰えの中にも感じられるようになってきた。果たしてこの70年を貴重な時間として有効に活用できたのかと自問するとき、すべてを肯定することには躊躇いがあるにしても、少なくとも後悔することは無い。結婚し…