無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あと9618日 三島由紀夫事件

作家三島由紀夫が市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監室で割腹自殺してから49年になる。昭和45年11月25日、その日は授業をさぼって学生寮の自室のベッドに寝転んでラジオを聴いていた。 何時ころだったかは定かでないが、突然番組が切り替わり、三島由紀…

あと9627日 英才教育

この間朝のテレビで、答えは正しいのに、習ってない掛け算を使って解いているという理由で×になったのはおかしいといって、日本の教育行政が悪いという結論に導いていた。確かに教育行政でおかしなことはたくさんあるが、今回の問題に関しては首をひねらざる…

あと9637日 忘却願望

この間家族みんなが集まったとき、母が84歳で死んで、父が94歳で死んだのだから、二人とも十分長生きをしたという話になった。確かに、今32歳の長男や29歳の次男、35歳の長女のように、先の長い者とってはそうともいえるのだろうが、68歳の私に…