無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10645日

 4月から健康保険を国保に変えようと思っているので、肝心の保険料が幾らになるのか市役所に聞きに行って来た。天気がいいので、気持ちよかったんだが、途中にあるだだっ広い公園の中は冷たい風が吹いていて、非常に寒かった。去年は先に協会けんぽ行って、それから市役所に回って両方の保険料の額を比べたが、今回はわしの収入が、がくんと減っているので、国保のほうが安いということはわかっている。3階の国保担当の窓口に、還付申告した用紙を提出して待つ事3分ほどで結果はわかった。なんと保険料は去年の4分の1くらいになっていた。8月から年金も止まって、ほとんど収入が無いんだから、当然と言えば当然なんだろうが、ちょっと驚いたな。

 次に2階に降りて、介護保険担当窓口で来年度の介護保険料を確認した。わしは65歳になったので介護保険料は国保とは別に年金から払う事になるらしい。これも、市県民税を払っているかどうかで、3万円位の違いがあるが、いずれにしても、かなり安くなる事がわかった。多分わしの収入では、来年度は市県民税を払わなくていいはずだから、介護保険料も最低限に近くなるだろう。貧乏人は貧乏人なりに、なんとか暮らせる世の中になっているということが実感できたな。

 しかし、今はいっている協会けんぽの任意継続は2年契約で、途中でやめることはできないと書かれていたのが気になっていたんだが、いまのわしの収入では協会けんぽの保険料はとても払える額ではない。そこでネットでいろいろ調べてみると、期限までに保険料を払い込まなければ、向こうから任意継続被保険者資格喪失通知書送って来ると書いてあった。要するに保険料を振り込まないので、向こうから解約してくるということだな。保険料を2年分まとめて払わずに、年払いにしておいてよかった。

 考えてみたら、勤めをやめたらほとんどの人が収入が減るんだから、2年目になると1年目と同じ保険料は払えなくなるのはわかり切っているだろうにな。協会けんぽには協会けんぽなりに理由があるんだろうが、初めから制度上、任意継続を2年ではなく1年契約にしておけば、みんな悩む必要もないのにな。