無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10577日

 3月末に、3日ほど長男の引っ越し手伝いに行った後、女房が体調を崩している。体力的に無理があったんだろう。少しは年を考えないとな。女房は何でも手早いので、引っ越しなんかでも非常に役に立つんだが、とにかく真面目にやりすぎる。健康のためには手抜きも必要なんだがな。まあそれは仕方が無いんだが、4月から健康保険を任意継続の協会けんぽから国保に変えるために、保険が使えない状態になっている。ひとまず10割払っとけば病院にかかる事も出来るが、なるべく面倒なことはしたくない。それで辛抱していたんだが、目やにが大量にでるようになり、声が出なくなったので、とうとう眼科にいくことにした。

 女房はコンタクトレンズをしているので、定期的にかかる眼科医院がある。そこで診てもらったところ、どうやらアデノウィルス(所謂プール熱)によるもので、体力が落ちたので、出てきたんだろうということになり、薬をもらって帰ってきた。窓口でひとまず10割払っておいて、新しい保険証を持ってくれば7割返してくれることになった。わしは、後から自分で国保に請求して、7割返還してもらうのかと思っていたんだが、病院の窓口で返してもらえるなら、なんの面倒も無い。けちくさい事言わずに、もっと早く病院に行ってもよかったのかもしれんな。

 明日10日が協会けんぽ4月分保険料支払い期限日で、11日になれば資格が喪失する。任意継続の場合、2年が原則で、1年で止めるためには保険料を支払わないで、向こうから資格を停止してもらうしか方法は無い。こう言ってしまえば簡単なようだが、これなんかもハローワーク通いと一緒で、実際にやってみると、いろいろ困難が伴うものだ。今のままで、もう1年継続するのが簡単でいいんだが、国保に変えると、保険料が協会けんぽの3分の1になるんだから、面倒くさいなんて言ってはおれんわな。

 あとは11日の朝いちで、協会けんぽの事務所に、資格喪失届と保険証を持って行くだけだ。資格喪失証明書をその場でもらえるか、郵送になるかは知らないが、それと、確定申告の書類を、市役所に提出すれば完了だ。これで面倒な事がひとつ終わる。