無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2019-01-01から1年間の記事一覧

あと9862日

今年の4月28日が父の7回忌になるので寺に連絡を入れたところ、寺のほうではすでに予定に入っているようだった。こちらから連絡しなくともそのうちに向こうから案内があったのかもしれない。 おそらくエクセルにでも檀家を入力して法事を管理しているんだ…

あと9867日

たかだか67年とはいえ、これだけ生きてくると、ちょっと振り返っただけで嫌なこと、楽しかったこと等様々な思い出がよみがえってくる。そんな中で怒りの記憶というものは、時々現れて正常な思考の邪魔をすることがある。 もちろんそれは楽しい思い出ではな…

あと9876日

人ではないとはいえ、家の中に病気の犬がいるというだけで、何となく気が滅入ってくることもある。 元気な頃はそんなに甘えることも無く、毎日を淡々と生きているように思っていたが、体が動かなくなると性格も変わってくるようだ。 毎晩悲しそうになくのも…

あと9896日

花子の足が立たなくなって2週間が過ぎたが、いまだに寝たきりで起き上がる気配はない。爪の間を強く押さえると4本脚とも反応するので、動けるようになる可能性は残っているようだ。 それにしても動物の治療には金がかかる。1回2800円の注射に毎日来るよう…

あと9909日

2日前の午後3時ころ、犬の花子が突然歩けなくなった。7年前にも後ろ足が動かなくなったことがあったので、いつかは再発するのではないかと心配はしていたのだが。 前回の時は前足は健在で、座ることも、いざって歩くことはできたが、今回は首から下全体が…

あと9911日

つい先日のことだが、ラジオから流れるハーモニカの演奏を聞いていて、うちにもハーモニカがあったことを思い出した。40年ほど前に池袋の西武百貨店で購入したTOMBOBAND C MAJER ARTIST MODE という立派なもので、箱には3500円の値札が付いている ネットで…

あと9921日

年金生活というのは何の制約もないので、気楽と言えば気楽だが経済的にはカツカツだ。少しでも世間一般的な娯楽を求めるなら、その分、他の部分の蛇口を絞るしかない。幸いなことに、そういった娯楽にはあまり興味がないので、それほど無理することなく何と…

あと9932日

誰でも幸せになりたいと一所懸命に生きているはずだが、幸せになれる人もいればそうでない人もいる。幸せとは何かということは、置かれた状況や考え方で、人それぞれ違うと思うが、それらをすべて受け入れるということで精神の平衡を保っているといえるのか…

あと9937日

定年退職を区切りにして、年賀状をやめようと思ったことがあった。職場関係で何年も付き合いのない人は簡単にやめることができたが、親戚友人なんかはそうもいかず、今でも続いている。年に一回のことだから、ことさらやめることも無いのかもしれない。 それ…

あと9945日

明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします 午前9時過ぎに国旗日の丸を掲揚して今年も始まった。朝日を浴びて翻っている日の丸は本当に美しい。 昨夜は二男と一緒に、久しぶりにテレビで格闘技を見た。いくら好きなことで金になるとはいえ…