無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10583日

 2日前に注文したFireTVが昼頃届いた。クロネコの自転車宅配が来たのも初めてだったし、人も初めてだった。40代くらいの女性だったから、最近募集している、自分の家の近所だけ配達する、主婦の短時間パートかもしれんな。狭い範囲で小さい荷物の宅配なら、自転車で運ぶ方が効率的だろうな。

 うちはhuluを契約していて、女房がときどき見ているんだが、1階のテレビは10年前の、当時一世を風靡したメイドイン亀山なので、直接インターネットに繋ぐことはできない。しかたがないので、huluを見るためにだけ、プレステ2を購入した。しかし、2階のテレビは子供等が来た時に見るだけなので、ネット接続はいらないだろうと、そのままにしておいた。ところが、最近孫達も大きくなって、huluでアンパンマンが見たいとか、おさるのジョージが見たいとかいうようになってきた。

 長男の家ではアマゾンFireTVを使っているらしいので、2階のテレビでもhuluが見えるように、うちでもそれを買うかと話していた矢先、2日前にアマゾンのタイムサービスで3980円で売っているのを知って、大急ぎで注文したものだった。早速セットしていろいろ試していると、24hoursの知らないシリーズをやっているのに気が付いて、ついつい1本だけ見てしまった。これはテンポが速くてストーリーも面白い。なんで日本ではこんなドラマができないのかね。荒唐無稽ではあるが、不死身のジャックバウアーだから安心して見ていられる。

 うちは今のテレビを買うまで5〜6年の間、テレビが故障して見えない時期があった。子供等も見たいとは言わなかったので、修理しなかったが、別に不自由は感じなかった。まあ子供等はゲームに熱中していたということもあるんだろう。長男が進学で家を出てから、退屈になったのか、二男がテレビがほしいというので、購入したものだ。テレビなんてものは、見もしないのに、一日中つけているからいけないので、たいしたコンテンツもないし、無ければないですぐに慣れてしまう。森友の件をみても、テレビで幾ら煽っても、すでに国民は踊らなくなっている。今の若者はテレビ離れ、新聞離れが進んでいるらしいので、団塊以上の世代が消えて行けば日本もまともな方向に向かうだろう。