無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと10828日

 現在au携帯とスマホ(イオンモバイル)2台持ちでやっているが、auは9月が更新月なので、この際携帯はやめようと思い、きょうNifmo通話simを注文しておいた。価格.COMのキャンペーンで5000円キャッシュバックは大きいからな。そこでMNPだが、誰に番号が変る事を連絡しなければならないか、電話帳で確認してみたところ、わずか7人だけだった。それくらいなら、3000円も払ってMNPするのも馬鹿らしくなったので、現在の番号は捨てることにした。今の若い連中ならこうはいかないだろうな。友達がいないというのも、こういうときには役に立つもんだ。

 わしが初めて持った携帯はデジタルツーカーのプリケーだったな。2500円で1年間有効という、わしのように待ち受け専門にとっては神のような存在だったが、廃止されてしまった。プリペード携帯が悪事の道具に使われるんじゃ、それもしようがないわな。次はウィルコムPHSで名前は忘れたが、スマホみたいな端末を、ただで配っていたのでそれをもらった。タッチペンで操作するんだが、コンテンツが何も無い、ほとんど空っぽで、結局電話にしか使えない代物だったな。それでも電話に使えればいいんだが、やはりエリアの問題がな。市内にいるときは何の問題も無いが、少し田舎に行くとたちまち圏外になるんでは、わかっているとはいえ、使い勝手が悪いのであまり長くは使わなかったな。次が今使っているauの携帯で、今月、8月が72ヶ月目になる。

 わしなんか2台持っていても毎月1600円くらいだが、わしの子供なんかに聞いてみると、7000円とか8000円とかものすごい額を使っているんだな。こんなものにそんだけの金をかけるという事は、わしらとは価値観がぜんぜん違うんだろうとは思うが、その金で遊びに行ったり、うまいものを食べに行く方がよっぽど有益じゃないのかな。どうなんだろうね。