無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2023-01-27から1日間の記事一覧

あと8458日 松根東洋城

学生寮の舎監をしていた吉野先生に紹介されて、高田馬場から歩いて10分ほどのところにあった、凡草先生のお宅に伺ったのは昭和55年の春の頃だった。年齢は吉野先生の方が4歳ほど上だったが、お二人は旧制松山中学の同級生だった。 当時吉野先生84歳、…