人は幸せに生きたいと誰しも願います。しかし、人に欲がある限りそれは困難だと思います。
欲は思考や行動の原動力であり、これなくして進歩はありませんが、それは満足することを知りません。常に何かを渇望しています。
渇望の中には、決して幸せは生まれないと思います。 この渇望の連鎖を断ち切らなければ本当の幸せは得られないのではないでしょうか。
でも、人は欲を捨てることなどできません。
結局、自分の中にも、社会の中にも、欲や喜怒哀楽すべてのものが渦巻いているということを認め、自分がどう思おうが、すべては在るようにある、なるようになる、ということを実感することで、初めて幸せへのスタートラインに立てるのではないかと思います。