無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと9138日 さよなら~LINE

危ない危ないと言われていたLINEだが、今回とうとうやらかしてしまったようだ。というよりも、以前から問題はあったが、今回はとうとう朝日新聞をはじめNHK等親韓メディアが報道せざるを得なくなったということだろうか。

すべての画像、動画が中国人技術者によって閲覧可能状態だったということは、すでにすべてが抜かれているということに等しい。原状回復は不可能だから、政治家や官庁、マスコミ、芸能人、企業等見られたら困るようなやり取りをした覚えのある人や組織は戦々恐々だろう。

5~6年前になるが、京大に潜入していた京都府警の刑事が、連絡にLINEを使っていたことがあった。そんなもの職務執行に使うなよと思ったが、学生にバレて監禁されたということは、すでに情報が漏れていたのかもしれない。

私自身はというと、トルコのクーデター未遂事件で通信手段にWhatsAppが使われたということを知り、それ以来WhatAppを使おうと何人かにメールで案内をしたところ、かろうじて兄と女房と長女には使えるようにしてもらえた。残念ながらその後WhatsAppもfaceebookに買収されて危ないSNSに落ちてしまった。

さてどうするかと思案していろいろしらべてみると、どうやらSignalが良いらしいということはわかったが、さすがに誰も面倒くさがってインストールしてくれない。情報セキュリティーなんかは自分には何の関係もないと、LINEペイまで始めてしまう人たちにつける薬はないということか。「縁なき衆生は度し難し」とでも言えばいいのかな。

しかし現実はどうかというと、周囲からあんたはWhatsAppでもSignalでも何を使ってもいいけれど、こちらから連絡がとれないのでLINEだけは入れておくようにと、逆に求められてしまった。偉そうなことを言ったところでSNS利用に関しては数の力にはかなわない。結局今も仕方なくLINEを使っている。

世の中、私のように仕方なしに使っている人が、案外多いのではないだろうか。しかし、さすがに今回の情報漏洩を知って、恐らく芸能人は使わなくなるだろう。2人だけの内緒話も、いつばらされるかしれないのだから、イメージが売り物の有名人たちは真っ先に去っていくことだろう。

スマホの料金引き下げで、低額の無料通話がセットされるようになれば、品質の悪いLINE通話の需要も減っていくはずだ。更に今回の事件で多くの日本人が、LINEが韓国資本であることを知ってしまった。このことはすぐにではないにしても、じわじわと利用者減少が進んでいく、原因のひとつになることだろう。