無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

あと8371日 自転車で山に登れるか?

2年連続してマダニに食いつかれたので、しばらく山はやめている。今回も無事だったが、3度目の正直で次回咬まれたらアウトかもしれないなどと言われるとあまりいい気持ちはしない。

城山は公園で整備されているから登っているが、これだけではなにか物足らない。そこで思いついたのが自転車だ。自転車で山に登れないだろうか。

標高986mの高縄山は、20歳の時に寺の山門で空手の合宿をしたことがあり、当時でも頂上まで車で上がれた。合宿前に下見もかねて歩いて2回登ったが、それ程の急こう配でもなかったように記憶している。

それではここへ登ってみるかとユーチューブを見てみると、なんとロードバイクで登っている人がいた。こちらは電動アシスト自転車の予定だから、いくぶん格落ち感はするがそれは仕方がない。

その電動アシスト自転車だが、高いのには驚いた。10年以上前になるが、長男が研修医になった時に通勤用に6~7万円の自転車を買ったと聞いて、そんな高い自転車いらんだろうと思ったことがあった。ところが電動アシスト自転車を探すようになると、長男の自転車が安く感じるようになったからおかしなものだ。

今のところ、清水の舞台から飛び降りるつもりで、ブリヂストンTb1eを予定している。またこれを機会に車の生活から足を洗おうかなとも考えている。そこでエコ生活の手始めに、家にある誰も乗らない女房のママチャリを、乗りやすくカスタマイズすることにした。

ハンドル、シフター、アウターケーブル、タイヤを交換したらちょっと引き締まった外観になり、まあまあうまくいったかなと満足している。ヘルメットを買って、しばらくはこれに乗ってからだを慣らすのもいいかもしれない。