無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あと7881日 歴史を知るとは

「東の野に炎の 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ」 この柿本人麻呂の歌を小学校6年の国語の教科書で初めて見たとき、先生の説明を聞きながらなんと穏やかな時代なんだろうと感じていた。人口密度も少なく、人々は原始的生活ではあるが、広々とした自然…

あと7883日 城山の猫

2022年6月7日から城山登山を始めて、昨日で328回になった。日没45分前に家を出て瀬戸内海に沈む夕日の写真を撮っている。最初の頃、何回か登っているうちに猫がたくさんいるのが気になった。山頂に行くには四つのルートがあり、そのうち二つのル…

あと7889日 お盆の迎え火

13日午後8時頃に駐車場で迎え火を焚いた。女房は高校の同窓会に行っていたので今年は一人だったが、乾燥しているのか或いは要領がよくなったのか、すぐに火がついてよく燃えた。下に紙を敷いて井桁状に折ったおがらを積み上げた後、下の紙に火をつけるん…