無駄に生きるとはどういうことか

うちの一族はがんで死ななければ94まで生きると、叔父の葬儀の日に叔母にいわれた。聞いてみると確かにわしの親父他何人も94で死んでいる。そこでわしも94の誕生日に死ぬと決めて、それまでの日数をあと何日と逆算し、切りのいい64で仕事も辞め、死への準備にかかった。その日々をブログに書いている。

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

あと7909日 生きることが軽くなった

昭和21年12月21日、マグニチュード8.0の地震が発生し西日本一帯に大きな被害をもたらした。終戦直後のことで今のような手厚い援助も無く、被災した人たちは貧困の中、自力で再興するしかなかった。傾いて住めなくなった家を、伯母は昭和29年に苦労…

あと7914日 敷島隊関中佐の母

先日ユーチューブで四国の山奥を車で走る動画を見ているときに石鎚小学校跡が出てきた。そこはすでに廃校になり、石鎚山の山裾旧石鎚村の深い山の中で朽ち果ててしまっていた。この名前を聞いた時ピンときた。そう軍神の母、関サカエさんの終焉の地だ。戦後…

あと7923日 松山城土石流と謎の釘

7月12日未明、松山城のある城山北側から流れ出た大量の土石流が麓の民家を押し流して3名の死者を出した。当日は未明からサイレンや防災放送が鳴り響き目が覚めていた。そんな時にどこかから今まで聞いたことのないよう大きな音がした。何事かと枕もとの…